副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)とは!?
文字通り「副腎」が疲労した状態のことです。
では副腎という臓器とはどういった役割の臓器かというと、腎臓のすぐ上にある臓器で直接腎臓とは関係なく、多数のホルモンを分泌するとても重要な臓器です。
特にストレスに対して抵抗するようなホルモンなども分泌します。
現代人は日々ストレスを受けて生活していますから、常に大活躍している臓器ですね。
そして、この「副腎」が頑張り過ぎて「機能低下」を起こした状態が「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」です。
その症状は一言で言えば「強烈な疲労感」です!
その疲労感は、朝起きて動くことができないこともある程です。
また疲労感以外にも、
「うつ」「アレルギー疾患」「呼吸器疾患」「性欲減退」「アルコールに弱くなる」「記憶力の低下」「月経前の症状が酷くなる」「たちくらみ」などなど。
副腎疲労の代表的な症状は
- うつ病と診断されたが、うつの薬が効かない。
- 夕食後の午後6時以降になると、少しずつ元気になってくる。
- 性への興味、性欲が落ちた。
- PMS(月経前症候群)が悪化している。
これらの症状が副腎の機能低下によって起こります。
アメリカでは数百万人が苦しむ病気として認知されていますが、日本ではまだまだ知られていません。
あなたの原因不明の症状も「自律神経失調症」だけでなく副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)かも知れません。
副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)は「自律神経失調症」の症状とよく似た症状が出ます。
そしてトオルカイロプラクティックでは、人体の秘密は「自律神経」と「ホルモン」だと考えていますので、この副腎は症状改善のために非常に重要な臓器です。
副腎疲労の検査は、病院では「血液検査」と「唾液検査」を行い診断します。
トオルカイロプラクティックでは、問診と起立性低血圧の検査で可能性を探ります。
副腎疲労の施術としては、自律神経を整えるだけでなく、適切な栄養療法が必要になります。
副腎疲労は程度によって改善するまでの期間に差がありますが、正しく対応していけば必ず改善しますのでご相談ください。
- Posted by : 細江トオル
- 公開日 : 2022年12月06日 最終更新日 : 2023年02月11日