自律神経失調症、近年この病名を病院で付けられるクライアントさんは非常に多いですね。
でも良く分からない病気ではないでしょうか?
実はこの自律神経失調症は特別な病気ではなく、例えば肩こり、冷え症、便秘、不眠など良くある症状、実はこれらは全て自律神経失調症の症状です。
自律神経というのは、身体の心臓の拍動や睡眠、排便などの基本的な活動を司っています。
そして
が原因で自律神経の働きが悪くなると、上記のような症状が現れます。
しかし問題は、自律神経の働きが悪くなると病気から身を守ってくれる「白血球」の働き、免疫力が低下することです。
この免疫力が低下すると、膠原病・生活習慣病・ガンなど様々な病気に掛かります。
なので、 このまだ病気にはなっていないけども免疫力が下がり病気になるかも知れないこの「自律神経失調症」の段階でぜひ施術を受けてください。
施術方法は、頭蓋骨と骨盤の調整で全身のリンパの流れを良くして自律神経の働きを良くして治していきます。
この疾患はある程度状態が良くなっても
が続くとまた悪くなるので、定期的なメンテナンスの施術と、
- 自分でも温める
- 早く寝るなど疲れをためない
- 気分転換してストレスをためない
ようにすることが大事です。
また近年、この自律神経失調症を引き起こす原因の一つ(あくまでも原因のひとつの可能性)になる、頸の後ろの筋肉の異常が原因の「頚性神経筋症候群」という疾患が分かってきています。
この「頚性神経筋症候群」は頸椎の調整で劇的に改善することも分かってきています。
~自律神経失調症と栄養療法~
自律神経失調症、改善するまでに時間の掛かるクライアントさんも多いです!
整体としては、体の調整で自律神経失調症を改善していくのですが、自律神経が乱れるのは、
なのです。
では何故冷えるのか?
何故疲労するのか?
何故ストレスがあるのか?
という部分を調べて改善しないと、施術を受けても少し良くなって、また症状が悪化する、ということを繰り返します!
「冷え・疲労・ストレス」の根本的な改善として、栄養療法があります!
何故、栄養療法が自律神経失調症に有効なのか?と言うと、自律神経失調症の原因、「冷え・疲労・ストレス」の更に原因、
副腎疲労症候群は別名:マグネシウム欠乏症とも言い、栄養素の不足で起きるからです!
マグネシウム欠乏症とは言え、マグネシウムだけを摂れば良いわけではありません。
副腎疲労症候群という病気は、主に副腎で作られる「コルチゾール」というホルモンの分泌が低下して起きる病気なのです。
コルチゾールというホルモンは別名「ストレスホルモン」と言い、人間がストレスに抵抗するのにとても重要なホルモンです!
副腎疲労症候群では、このコルチゾールの分泌が低下して自律神経失調症の原因となる「冷え・疲労・ストレス」の状態を作り出します。
自律神経失調症の治療にはこの副腎疲労症候群の治療を同時にしないといけません。
その副腎疲労症候群の治療に必要なのが栄養療法です。
トオルカイロプラクティックでは自律神経失調症のための脳機能の検査と共に、副腎疲労症候群の検査も行って施術します。
自律神経失調症がしっかりと改善します。
- Posted by : 細江トオル
- 公開日 : 2022年08月10日 最終更新日 : 2023年02月03日